宮本哲也先生が語る、子どもを勉強嫌いにさせる親の問題行動とは!?

      2014/10/16

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photo credit: betta design via photopin cc

赤ちゃんは生まれてからやがてハイハイが出来て、立って歩けるようになる。いつしかお話ができるようになる。しっかりご飯が食べられるようになる。などなど、赤ちゃんは生まれてから本能で学習し、成長していきます

そんな赤ちゃんがいつしか小学生になって、本能であった学習がだんだんと嫌いになっていく。なぜそうなると思いますか?そう、諸悪の根源は「親」なんです。「親」に原因があるんです!

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以前、毎週日曜日の21時からフジテレビ系列で放送されていた「全力教室」という番組。先週(2014年3月9日)の放送分で、小学生のカリスマ算数教室「宮本算数教室」の講師、「宮本哲也先生」が熱弁を振るっておられるのを見て、親であるわたしは思わず「んぇえ〜〜」と、うなってしまいました。

今回はその宮本哲也先生が語る、「子どもを勉強嫌いにさせる親の問題行動」と「子どもを勉強好きにさせる親の模範行動」について、まとめてみました。

 

子どもを勉強嫌いにさせる親の問題行動

「勉強しなさい!」と言う

不思議なことに親という生き物は、いざ自分が親になった瞬間、子どもの頃の不都合な記憶を無くしてしまいます。子どもの頃に親から「宿題しなさい」「勉強しなさい」と言われて嫌だったはずなのに、いざ自分が親になると子どもに同じことを言ってしまいます。それでイヤイヤ勉強をする子どもには、なにも身につきません。

「頑張って!」と声をかける

「頑張って!」は現状の否定で、「もっとやれよ!」と言われてるのと同じです。例えば50%くらい頑張ってる子どもが「頑張って!」と言われると、いきなり0%判定を突きつけられたようなもので、子どもは傷ついてしまいます。

ここは「頑張って!」ではなく、「頑張ってるね!」に変えてみましょう。50%くらい頑張ってる子どもが「頑張ってるね!」と言われると、もうちょっとやってみようかな、と思うんです。

「大丈夫?」と声をかける

「大丈夫?」は相手を信用していないことになります。これも0%判定と同じです。ここは「大丈夫?」ではなく、「大丈夫だよ!」に変えてみましょう。50%でも100%の判定をしてあげればいいんです。

子どもをペット化する

初対面の挨拶が異様に上手い子どもがいます。小さい子どもにとって、知らない大人は親しみを感じられる存在ではないはずです。なのに初対面の挨拶が異様に上手いのは、子どもをペット化する親に仕込まれているんです。「よく出来たお子さんですね。」と、親が褒められたいだけなんです。最初の挨拶が100点満点である必要はありません。人間関係はだんだん形成されていくものですから。

やりたいことをの邪魔をする

子どもが何かに没頭するということは、生命力を磨いている宝の時間です。たとえそれがどんなに親の趣味とかけ離れていても、決して邪魔をしてはいけません。親が余計なことをしない、なにも言わないということは非常に大事で、実はそれが一番難しいことなんです。

勉強を教えたがる

困ってる人を助けることはいいことですが、時と場合によります。問題が解けない子どもに横から教えることは、自分が読んだことがある推理小説の犯人を、同じ小説を読んでる人の横から教えることと同じです。

子どもが一生懸命考えているということは、頭を良くするための努力をしているのです。邪魔をしてはいけません。子どもが考えているときは教えずに「待つ」ようにしましょう。

 

子どもを勉強好きにさせる親の模範行動

子どもを勉強好きにさせるには、

  • 思考力 = 考える力
  • 粘り強さ = 諦めない気持ち
  • 自立心 = 人に頼らず自分で解決しようとする

3つの能力を養うことが大事です。これらの能力を養うには……

子どもに選ばせる

たとえば今日の晩御飯はなににする?など、選択する必要がある者はなるべく子どもに選ばせてあげましょう。そして選ばせたあとに、「どうして?」と聞いて、子どもに考えさせて、言葉を引き出すようにしてください。決して親が押し付けてはいけません。そうすることで、

  • 自分で考えるようになる → 思考力が身につく
  • 答えを探す努力をする → 粘り強さにつながる
  • 答えを導き出そうとする → 自立心が芽生える

の、3つの力を養うことに繋がります。とにかく子どもにたくさん喋らせてください。

たくさん子どもを寝かせる

脳には「意識の領域」と「無意識の領域」があります。意識の領域は全体のほんの一部分で、起きている時間はその一部分の領域でしか作業ができません。大半を占める無意識の領域は、起きている間にはアクセス出来ないのです。あと、脳の血管にたまる老廃物を排出する機能は、寝てる間は起きている間の10倍はたらくと言われています。寝ると人間は幸せになり、健康になり、長生きができます。

勝負して僅差で負けてあげる

親というものは、子どもの踏み台にならなければいけません。子どもに勝つような大人げない事はせず、子どもをいい気持ちにしてあげて、楽しいと思わせてあげましょう。

 

まとめ

「親という生き物は、いざ自分が親になった瞬間、子どもの頃の不都合な記憶を無くしてしまいます。」この言葉が一番印象に残っています。「親の心、子知らず」といいますが、逆に「子の心、親知らず(忘れる)」ってことは確かに多いですね……。

この番組を通じて、子どもに対しては、

  • 親の先入観を子どもに押し付けない。余計な邪魔はしない。
  • 頭ごなしに否定したりせずたくさん話を聞き出して、それを肯定してあげる。
  • 親の思い通りに育たないのは当たり前。最大限に子どもの意思を尊重してあげる。

ということを学びました。さて、どれだけ実践できますかね。皆さんは、どのようにお子さんに勉強させますか?

 

 - 子育ての考え

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