30人の「わたしの子育てルール」から読み取る子育ての「軸」とは?

   

雑誌BRUTUS(ブルータス)2014年6/1号の特集「親と子」に掲載されている「わたしの子育てルール」。そこから、各業界で活躍する子育てに奮闘中の30人に共通する、子育ての「軸」を読み取ることができます。

わたしの子育てルール
子育て中のパパママから絶賛されている、雑誌BRUTUS(ブルータス)2014年6月号の特集「親と子」。わたしもさっそく手にとってみましたが、内容の濃い良質な記事が満載ですね!子育てに日々がんばっている方はぜひ、手に入れて読まれることをオススメします。

今回はその中から、各業界で活躍する子育てに奮闘中の30人に聞いた「わたしの子育てルール」より、いくつかの子育てルールをピックアップしてご紹介します!

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「わたしの子育てルール」3選

濱田英明(写真家)
長男8歳、次男6歳
フィルムカメラで考える力を身につける。

 長男が3、4歳の頃、フィルムカメラを与えたという濱田さん。”フィルム”だったのには理由がある。

「自分の経験上、デジタルカメラだと撮りすぎてしまうことがあって、たくさん撮っても使うのは一枚。だからその一枚を、じっくり撮ることを普段から心がけているんです。

そういう意味で、今子どもたちが触れるもので”限られた世界”というのがあまりない。ゲームはリセットできるし、欲しいものは何でも手に入る。フィルムは枚数が限られているので、やり直しが利かない。限られている中でどのように工夫してやるかということを知ってもらうきっかけになったらと思ったんです」。

家の中に溢れるおもちゃに対してもしかりで、常に「これって本当にいる?」と判断させる。裏を返せば「一番大事なものだけを持っておけ」ということ。「フィルムカメラと同じで、一番大事な写真が一枚あればあとは必要ない。そういうことを常に意識してほしいと思っています」

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写真家ならではの、ステキな思想ですね。確かにモノや情報が溢れる時代で、「本当に大事なものを大切にする」という気持ちが薄れていってるように感じることがあります。わたしも取り入れたい考えですが、フィルムは高くつきそうだなぁ(笑

香菜子(モデル、デザイナー、イラストレーター)
長女16歳、長男8歳
「ごめんなさい」はその日のうちに。

 「親でも子どもに対して”悪かったな”と思ったらきちんと謝る」のが香菜子さんの子育てルール。関係悪化はその日のうちに修復することを心がけている。

「その方が自分も気分がいいし、翌日まで長引かせると謝るタイミングを逃してしまう。特に親子だと親のプライドも邪魔しますから」。実践すると家族の関係は良くなったという。「昨日の喧嘩は何だったんだろうというくらい、翌日家族みんながケロッとしている(笑)。

子どもたちも何かあった時に率先して自分から謝ったり、ありがとうと言えたりするようになった気がします」。強制されるわけではないから、自然と率直な気持ちが出てくるそうだ。

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「ルール」とまでは考えていませんでしたが、わたしも心がけてたことで、とても共感できます。一旦その場を離れて冷静になり、無理矢理にでも相手の立場になって考えてみると結構、自分の悪かったところにすぐ気付けたりするんですよね。

そうなったらしめたもので、ヘンな意地など張らずに、相手も少し落ち着いたところを見計らって、さっさと謝ってしまいましょう。そのほうが、のちのち幸せになれます。

このあたりの「イライラや怒りを取り除く方法」については、以前にも記事を書いていますので、よろしければあわせてご覧ください。

子育てのイライラや怒りを取り除く5つの方法

土田晃之(お笑い芸人)
長男14歳、次男11歳、長女10歳、三男6歳
習い事は押し付けず、”やりたい”を尊重。

 土田さんのポリシーは、親の期待を押しつけないこと。「特に習い事に関して、自分が”やらされた”という原体験があったので、子どもには無理強いしたくなかった。全員、子ども本人に選ばせました。

たとえば、”習字をやりたい!”と言ってきたら、続けられるか意思確認をして、約束させるんです。動機は些細な理由でもOK。自発的にやることが大切。長男は小学校1年生の時、毎日習い事だったけど、友達と放課後に遊んだほうが楽しいって途中で気づいてだいぶ減りました。

その時も、何でやめたいかを聞いて話し合い。将来的に”やりたいこと”があって、自分の力で見極められることが大事だと思うんです。」

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わたしも、子どもには英語教室に学習教室、キッズダンスに絵画スクールと、いくつか習い事をさせています。

今のところは楽しんで通っているようですが、「やりたい」がいつのまにか「押し付け」になっていないかをちゃんと見極めないといけないし、子どもにも見極めさせないといけませんね。個人的に「はっ」とさせられる、そんなルールでした。

自分の「わたしの子育てルール」を考えてみた

あとついでに…と言ってはアレですが、わたしも同じように「わたしの子育てルール」を考えてみました。あ、はい、もちろんこれはBRUTUSには掲載されていませんよ!(笑

山見ミツハル(WEBクリエイター、ブログライター)
長女7歳、次女5歳
自分がされてイヤなことを、相手にしてはいけない。

子どもの自分勝手な行動を目にしたとき、たとえば、他の子が遊んでいたおもちゃを横取りしてしまう、とか。そんな時は必ず、「自分が同じことをされたら、どういう気持ちになる?」と、問いかけるようにしています。

返ってくる言葉はたいてい、「イヤな気持ちになる…。」です。落ち着いて冷静に考えればちゃんとわかるんですが、その時の感情などで、瞬間的に判断をすることは、まだ子どもにはむつかしいのでしょうね。

「勝手におもちゃを横取りされたらイヤな気持ちになるよね。きっとあの子もイヤな気持ちになってるよ。『そのおもちゃ貸して』と、ちゃんと聞いてから遊びなさい。」と、自分の行動を考えなおす手助けをしてあげるようにしています。

なにが良くてなにが悪いことか。自分でしっかり考えて、判断できる子どもに育ってほしいですね。

オリジナル

さいごに

30人の「わたしの子育てルール」から読み取る子育ての「軸」とは?

それは、親が先回りしてやめさせたり、頭ごなしに押しつけたりせず、親の考えもきちんと伝えつつも、最終的には子どもに考えさせ、判断させる。そういった子育ての「軸」を持っている方が多く、同時に、とても共感できる部分でした。みなさん、ステキな子育てされていますね!

子育てに正解はありませんし、考えなんてひとそれぞれ。だからこそ、いろんな人の子育てルールに触れて、自分のフィルターにかけていく。取捨選択して、自分の子育てエッセンスにしていくことが重要なんじゃないでしょうか。

自分の周りのいろんな人の「わたしの子育てルール」を聞いて集めたりするのも楽しそうですねー!今度やってみようかな。

 

 - 子育ての考え

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